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県・新しい財政課長に長畑匡紀氏・石田課長は財務省に復帰

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和歌山県は、石田良(いしだ・りょう)財政課長36歳が財務省へ復帰するため、きょう(7日)付けで退職し、後任に、財務省大臣官房政策金融課の長畑匡紀(ながはた・まさき)課長補佐31歳が就任する人事異動を発表しました。

県の新しい財政課長に就任する長畑氏は、2008年、東京大学法学部を卒業後、財務省に入省し、おととし(2015年)の7月、国税庁長官官房人事課の課長補佐を、去年(2016年)の6月からは、現職の財務省大臣官房政策金融課の課長補佐を務めています。長畑氏はあす(8日)付けで県の財政課長に就任する予定です。

石田財政課長は、きょう付けで県を退職し、あす付けで財務省へ復帰する予定です。


第2回「けんさんぴん建設資材フェア」(写真付)

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フェアのエントランスの様子(7月7日・和歌山ビッグ愛)

和歌山県産の建設資材や土木技術の見本市「けんさんぴん建設資材フェア」が、きょう(7日)和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛で開かれました。

フェアのエントランスの様子(7月7日・和歌山ビッグ愛)

これは、和歌山県産の建設資材の魅力を県内の建設業関係者にPRして建設の地産地消を推進するための展示会で、去年(2016年)6月に初めて開かれて以来、今回で2回目です。

ブースのもよう

きょう午前10時から開かれたフェアには、和歌山県産品建設資材登録事業者連絡会に資材や工法、環境保全技術などを登録している200社あまりのうち、県内と県外のあわせて40社が出展し、紀州材や、擁壁、土砂崩れを防ぐ植生シートなどの自社製品や工法を業者らにPRしていました。

のり面の補強工事で樹木を植える工法を扱う業者は「和歌山県は、世界遺産など景観や環境への配慮が必要な山間部もあるので、弊社の技術が大いに役立ちます」と話していました。

また、和歌山市内の建設コンサルタントの男性は「災害関係や紀州材に興味があります。建設業の仕事が減る厳しい中で、従来通りのやり方では生き残れません」と話し、最新の技術に高い関心を寄せていました。

和歌山県のマスコット「きいちゃん」も応援に

主催した県産品建設資材登録事業者連絡会の谷垣和伸(たにがき・かずのぶ)会長は「業者同士の連携を深め、今後は県外へも広くアピールする機会をつくりたい」と話していました。

赤ちゃんパンダ健やかに 白浜ADWで七夕イベント

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白浜町にあるレジャー施設「アドベンチャーワールド」では、七夕のきょう(7/7)、去年生まれた赤ちゃんパンダの健やかな成長を願うイベントが行われました。

アドベンチャーワールドで去年9月に生まれた雌のジャイアントパンダ「結浜(ゆいひん)」は、母親の「良浜(らうひん)」の母乳を飲んで育ち、現在の体重は19キロを超えて、生まれたときのおよそ100倍になっています。

きょうの七夕イベントでは、天の川に見立てて運動場に氷を敷き詰めた上、星形に切ったニンジンやリンゴを並べ、ササ飾りにも取り付けて結浜にプレゼントされました。

結浜は、興味を示しながら竹をかじるなどしたほか、時折、良浜に甘えるしぐさを見せ、来場者からは「かわいい」という声があがっていました。

結浜は永久歯も生え始め、とても順調に成長しているということです。

「長屋門」岡公園に移築完了で竣工式(写真付)

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和歌山市堀止東(ほりどめひがし)から岡公園に移築が行われていた「長屋門(ながやもん)」の工事がこのほど完成し、きょう(7日)午後、関係者らがテープカットで祝福しました。

テープカットで開門した長屋門(7月7日・和歌山市岡山丁)

長屋門は和歌山市の指定文化財で、江戸末期に建てられたとされる、紀州徳川家創立から仕えた藩士・大村弥兵衛(おおむら・やへえ)の屋敷の門です。

岡公園に移築された長屋門

幅およそ23m、奥行きおよそ4mの、入母屋(いりもや)造りで本瓦葺きの重厚な門構えとなっていて、軒先の瓦には、大村家の家紋の桔梗(ききょう)の紋が彫られ、壁面には、目地にしっくいを盛り上げて塗った海鼠壁(なまこかべ)が施されています。

移築前の長屋門(2014年9月1日撮影・和歌山市堀止東)

和歌山市堀止東の住宅地にありましたが、和歌山県と和歌山市が三年坂通りに面した岡公園への移築をきめ、去年(2016年)8月から工事が行われ、このほど、周辺整備と併せて移築工事が完了し、きょう、岡公園で竣工式が行われました。

あいさつする尾花和歌山市長

和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は「この場所は和歌山城のひざ元で、陸奥宗光(むつ・むねみつ)の銅像やSL、市電の展示物もあり、歴史文化を発信する新たな観光資源。多くの人々に訪れて欲しい」と喜びを語りました。このあと、関係者らによる内覧会が行われました。

見学する尾花市長(左)と県教委の宮下教育長(右)ら

和歌山市内にはかつて旧・紀州徳川家藩士の屋敷の門が残されていましたが、和歌山大空襲や宅地開発で失われてしまい、和歌山県や県教育委員会などが保存に向けて所有者と交渉を重ねてきました。

交通安全願い湯浅署で園児が七夕飾り(写真付)

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七夕のきょう(7日)、湯浅町にある保育所の子どもたちが、交通安全への願いを込めて七夕飾りを行いました。

湯浅町立の向島(むこうじま)保育所と武者越(むしゃごえ)保育所、それに田(た)保育所では、毎年、七夕と今月(7月)11日から始まる「わかやま夏の交通安全運動」にあわせて交通安全への願いを込めた七夕飾りを作成しています。

きょうは3つの保育所を代表して湯浅町立武者越保育所の年長組の18人が湯浅警察署を訪れ、飾り付けを行いました。子どもたちは「曲がり角はきをつけます」「横断歩道をわたります」などと書かれた短冊や、折り紙で作った天の川やスイカなどの飾りを2本の笹に紐で結び付けていきました。

また、全員で七夕の歌を歌ったあと「交通安全を守ります」と声をそろえて誓い、一人ひとりに「子ども交通安全免許証」が交付されました。

竹中愛咲(たけなか・あいさ)ちゃん5歳は「信号を守ります。ことしの七夕はケーキ屋さんになれるようお願いしました」と話していました。

湯浅警察署の亀井愼次(かめい・しんじ)署長は「交通ルールに興味を持ってくれる子どもが増えれば、子どもが巻き込まれる事故もなくなると思う。子どもたちの願いを無駄にしないよう夏の交通安全運動にも取り組みたい」と話していました。

きょう飾り付けられた七夕飾りは、今月11日から20日まで行われる「わかやま夏の交通安全運動」の期間中、湯浅警察署の玄関前に展示されます。

りら創造芸術高と和大・はじめて意見交換会(写真付)

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紀美野町の魅力や地域活性化策について、地元のりら創造芸術高校の生徒と和歌山大学の学生がきょう(7日)合同で意見交換を行いました。

高校生と大学生の混合グループで意見を出し合う

これは、普段から農山村地域の課題や地域資源の活用などについて学んでいる地元の高校生と大学生が語り合うことで、地域づくりへの学びを深めてもらおうとはじめて行われたものです。

きょう午後1時半ごろから紀美野町真国宮(まくにみや)のりら創造芸術高校で行われた意見交換会には、地域創生に関する授業やゼミを受講しているりら高校の1年生から3年生までの生徒12人と和歌山大学観光学部の学生6人が参加しました。意見交換会でははじめに、それぞれの授業での活動内容を報告しあったほか、和歌山大学の教授らが「移住者の実態」や「飲食店の観光動態」などの調査結果を報告しました。

このあと、生徒らは3つのグループにわかれて「若者・よそ者からみた紀美野町の魅力と活性化提案」というテーマで意見交換を行いました。この中で生徒らは、紀美野町の観光マップを広げながら、「空気がきれい」なことや、ホタルやカジカガエルなど、紀美野町で出会える生き物、人気の飲食店などの魅力を挙げ、模造紙にまとめていきました。

そして、最後にグループごとの発表を行い、「地元の若者から見た魅力と町外の若者から見た魅力にギャップがある」「地元の若者がSNSなどで情報発信し、その後、口コミで拡散することでメディアでは伝えきれない穴場スポットを紹介できる」などとそれぞれの考えを表明しました。

発表する生徒ら

県立近代美術館「すききらい、すき?きらい?」

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美術作品の「すききらい」をテーマにした展覧会「すききらい、すき?きらい?」が、きょう(8日)から和歌山市の県立近代美術館で始まりました。

これは夏休み中の子どもたちが積極的に美術館を訪れ、 美術のおもしろさに触れてもらおうと、県立近代美術館が「なつやすみの美術館」として毎年この時期に開いているもので、今年で7回目です。

展覧会では「食べ物」や「愛情」「作者の思い入れ」といったテーマに分け、作品を見た人がその作品について「すき」か「きらい」かを考えるきっかけにしてもらいます。

このうち、展覧会のポスターにもなっている、間島領一(まじま・りょういち)の「日の丸弁当」は食品サンプルで作った日の丸弁当の写真です。学芸員の青木加苗(あおき・かなえ)さんは「白米がぜいたくな時代もありましたが、今の子どもは弁当として認識できるでしょうか。ものの意味は時代や社会背景で変わることを考えるきっかけになれば」と話して、多くの来場を呼びかけています。

なつやすみの美術館「すききらい、すき?きらい?」は9月18日まで県立近代美術館2階展示室で開かれていて、期間中、作家によるワークショップや学芸員による展示解説なども行われます。

七夕講談会「陸奥宗光の生涯」(写真付)

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和歌山市出身で、明治時代に外務大臣を務めた陸奥宗光(むつ・むねみつ)をテーマにした講談会が昨夜(7日)、和歌山市の県立図書館で開かれました。

講談を披露する旭堂南左衛門さん

これは、治外法権の撤廃など、明治の日本が抱えていた外交課題を解決した陸奥宗光の功績を讃え、教育に活かそうと取り組んでいる実行委員会が、陸奥の誕生日にあたるこの日、陸奥の没後120年を記念して開いたものです。

昨夜、県立図書館2階メディアアートホールで開かれた講談会では、上方講談協会会長の旭堂南左衛門(きょくどう・なんざえもん)さんが「陸奥宗光の生涯~カミソリ大臣と呼ばれた男~」と題し、外務大臣として手腕を振るう陸奥の半生を語りました。

また、「侍の洋航」という演目では、のちに自らの内閣に外務大臣として陸奥を迎え入れた伊藤博文らが、イギリスへ渡るための手段を得るため横浜の居留地を訪れた際に出会った異文化との交流をユーモアたっぷりに語りました。伊藤らが「イギリスへの船に乗せてくれなければ腹を切る」と言ってイギリス人商人を驚かせる場面では、満席の会場から笑いが起こっていました。

講談会ではこのほか、旭堂南鷹(きょくどう・なんおう)さんが陸奥が尊敬していた坂本龍馬についての講談を、南左衛門さんの弟子で、和歌山市在住のもみじさんが陸奥の少年時代をそれぞれ語り、リュート奏者の高本一郎(たかもと・いちろう)さんが日本の琵琶(びわ)に似た「リュート」という弦楽器を演奏して華を添えました。

旭堂南鷹さん

もみじさん

高本一郎さんが「リュート」を演奏

 


税務署調査官を酒気帯び運転の疑いで逮捕

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車を酒気帯び運転した疑いで、和歌山税務署の調査官が逮捕されました。

道路交通法の酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、みなべ町東本庄に住む和歌山税務署上席国税調査官、寺本佳央(てらもと・よしおう)容疑者45歳です。

海南警察署の調べによりますと、寺本容疑者は昨夜(7日)7時半ごろ、海南市船尾の国道42号線で酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いが持たれています。

寺本容疑者は逮捕される直前、和歌山市内で19歳の男性会社員が運転する軽自動車と接触事故を起こして逃げました。男性会社員は110番通報し、自ら追いかけて寺本容疑者を海南市内の駐車場に追い込み、駆け付けた警察官が取り押さえました。

淡路島と関空を結ぶ定期船が10年ぶりに復活へ

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兵庫県淡路島の洲本(すもと)港と関西空港を結ぶ定期旅客船があす(9日)10年ぶりに復活することになりました。

船を運航するのは、洲本(すもと)市の船会社「淡路関空ライン」で、片道およそ65分で1日に5往復します。

洲本港と関西空港の間の旅客船は、1994年に空港が開港した時から運航していましたが、利用者が低迷し2007年に廃止されました。今回の復活は10年ぶりで、国土交通省は、淡路島を訪れる外国人観光客の増加や、淡路島を経由した四国と関西空港の交通の便を向上させたい考えです。

淡路島を結ぶ航路を巡っては、地域の活性化をめざして復活する動きが相次いでいます。先月(6月)下旬からは、大阪・岬町の深日(ふけ)港と淡路島の洲本港を結ぶ旅客船が、9月下旬までの3か月間、社会実験として毎日4往復、運行されています。

近畿大学生物理工学部公開講座、田辺市で開催(写真付)

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近畿大学生物理工学部の公開講座がきょう(17日)田辺市内のホテルで開かれ、市民らおよそ100人が参加しました。


紀の川市にキャンパスのある近畿大学生物理工学部の公開講座は、理学や農学、工学、そして医学を融合させた学部の特色ある研究を身近に感じてもらおうと、平成11年から毎年、県内外で開いています。

今年度3回目となる今回は、生物工学科の堀端章(ほりばた・あきら)准教授が「うまい飯が食べたい!~コシヒカリを超えて~」と題して講演し、おいしい米を求め続けた研究の歩みをたどりながら、コシヒカリの誕生とその味の特徴を紹介しました。

また、先端技術総合研究所の櫻井一正(さくらい・かずまさ)准教授が「たんぱく質の“あるべき形”と“あらざるべき形”」をテーマに、体内で働くたんぱく質が病気を引き起こす原因とその予防方法について最近の研究を披露しました。

講演の後は、サイエンスカフェが開かれ、参加者からの熱心な質問に分かりやすく答えていました。

近畿大学生物理工学部の公開講座は今年度はあと4回、開かれますが、県内では来月(8月)27日に紀の川市の大学のキャンパスで、また9月23日に橋本市の橋本商工会館でそれぞれ開かれます。参加は無料で、近畿大学生物理工学部で申し込みや問い合わせに応じています。

プロ選手と交流「ジュニアスポーツ教室」(写真付)

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プロのスポーツ選手の指導のもと、小学生がバレーボールとバスケットボールを楽しむ「ジュニアスポーツ大会」がきょう(8日)和歌山市で開かれました。

このイベントは、市内の小学生にスポーツに親しむきっかけにしてもらおうと和歌山市や和歌山市教育委員会がはじめて開いたものです。

きょう和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山で午前と午後に分けて開かれたスポーツ教室には、小学1年生から6年生までのおよそ200人と、バスケットボールのクラブチーム「和歌山トライアンズ」の選手3人、バレーポールのプロチーム「堺ブレイザーズ」の選手5人らが参加しました。

児童は、ゲームを交えてウォーミングアップをしたり、ボールを使ってドリブルやスパイクに挑戦し、バスケットボールとバレーボールを体験しました。

和歌山市の小学3年生の女の子は「どちらのスポーツもはじめてやりました。選手が優しくて楽しかった」と話していました。堺ブレイザーズの木村泰輔(きむら・たいすけ)選手は「子どもたちの元気良さに驚きました。いろんなスポーツに挑戦して体を動かすことの楽しさを感じてほしい」と話していました。

展示「和歌山大空襲・体験者の記憶」きょうから(写真付)

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1945年7月9日の和歌山大空襲を体験した人たちの記憶を記したパネル展示がきょう(8日)から和歌山市立博物館で開かれています。

1階玄関ホールのパネル展示

太平洋戦争で米軍が行った和歌山市への空襲は1945年1月9日から7月30日までの10回とされていますが、その中で最も大規模だったのが、1945年7月9日の深夜から10日未明にかけての和歌山大空襲で、100機以上の大型爆撃機のB29が飛来して焼夷弾を落とし、1100人以上が犠牲になったとされています。

和歌山市立博物館では、和歌山大空襲の記憶を後世に残そうと、2年前から空襲体験者からの聞き取りを行っています。市立博物館の1階に設置された展示では、これまでに聞き取り調査を行ったおよそ70人の空襲体験者の声を300字にまとめ、パネルで紹介しています。

初日のきょうは、午後2時から、2階の講義堂で戦後50年を機に制作された記録映画の上映会も行われ、およそ120人が観覧に訪れました。映画では、和歌山大空襲で焼け落ちた和歌山城や丸正百貨店、空襲体験者のインタビューや、米軍が和歌山市に上陸する様子などが紹介されました。また、旧制中学2年の時に被災した故・井田敬之助(いだ・けいのすけ)さんが文章とともに水彩画で自らの空襲体験を表現した「空襲体験絵巻」を朗読ボランティアの山路幸子(やまじ・さちこ)さんが朗読しました。

初日限定の上映会

市立博物館の取材を受けたひとり、池田陽子(いけだ・ようこ)さん90歳は「もう72年も経つのかと当時のことを思い出しました。今となって言えることですが、焼夷弾が落ちてくる光景はきれいでした。最近の若い人は戦争の体験をあまり真剣に聞いてくれない気がします」と話していました。

展示「昭和20年7月9日 和歌山大空襲~伝えたい あの時の記憶~」は、市立博物館・玄関ホールで来月(8月)20日まで開かれています。ホール展示のみ鑑賞する場合は、入場無料です。

6月の企業倒産状況

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民間の信用調査機関・東京商工リサーチ和歌山支店によりますと、先月(6月)和歌山県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は10件、負債総額は12億2800万円となりました。負債総額が10億円台にのぼったのは1年3か月ぶりです。

地域別では和歌山市が5件のほかは、岩出市、御坊市、日高郡、西牟婁郡、それに東牟婁郡がそれぞれ1件でした。

倒産の原因は販売不振が7件と最も多く、このほか、事業上の失敗、運転資金のショート、売掛金の回収難がそれぞれ1件です。

業種別ではサービス業が5件で最も多く、次いで建設業が2件、そのほか小売業、不動産業、運輸業がそれぞれ1件です。

また、ことし上半期の倒産件数は41件、負債総額は30億1600万円にのぼっています。

件数は去年と同じで過去10年間で2番目に低い水準となったほか、負債総額も過去10年間で2番目に少なくなっています。

東京商工リサーチ和歌山支店は今後の見通しについて「金融支援に甘んじて抜本的な企業体質の改善が進んでいない、ぜい弱な体質の企業では、環境の変化次第で倒産が増加する可能性も残している」と話しています。

女性活躍企業と結婚子育て応援企業を県が募集

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和歌山県は、女性の能力発揮や働きやすい環境整備を行う企業や団体を募集し、「女性活躍企業同盟」として、ウェブサイトでのPRや優れた取組みの企業への表彰などを行うことで、県内企業の活性化をはかります。

同盟に加盟できるのは「働く女性の活躍を応援する企業」と宣言した上で、男女問わず公正な採用や育成、登用を経営方針として明記や広報を行うとともに、従業員の資格取得や研修受講への支援をしていること、それに育児や介護の休暇取得や、残業時間の短縮、ハラスメント対策などの環境整備を行っている県内に拠点を置く企業や団体です。

県ではこの「女性活躍企業同盟」に参加する団体を、来月末(8月)まで募集していて、10月24日に発足式を開く予定です。

一方、県では結婚や子育て支援を応援する県内企業や団体も「わかやま結婚・子育て応援企業同盟」として同時に募集しています。

参加資格は、女性活躍企業同盟と同じく「結婚や子育てをしようとする社員が安心して充実した結婚・子育て生活が送れる企業である」と宣言した上で、育児・介護休業法の制度を就業規則に明記し、全ての社員に周知することや、結婚や子育てをしやすい環境整備を行っている県内の企業や団体です。

「わかやま結婚・子育て応援企業同盟」の募集は、来月10日まで行われ、9月3日に発足式を兼ねて子育て応援シンポジウムを開催する予定です。

仁坂吉伸知事は「企業側がしっかり宣言した上で、実践してもらいたい」と話しています。


大相撲名古屋場所、和歌山県出身力士の番付

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きょう(9日)、愛知県体育館で開幕する大相撲名古屋場所では、海南市出身の海龍(かいりゅう)が西の幕下9枚目に番付されています。

三段目では、紀の川市出身の千代雷山(ちよらいざん)は西の56枚目、御坊市出身の栃乃島(とちのしま)は東の76枚目、和歌山市出身の久之虎(ひさのとら)は東の89枚目となっています。

初日のきょうは、幕下の海龍と三段目の栃乃島の取組が、それぞれ予定されています。

第二阪和国道(深日―平井)終日通行止め、10日夜から

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国道26号・第二阪和国道の大阪・岬町の深日(ふけ)ランプから和歌山市の平井(ひらい)ランプまでの上下線が、あす(10日)夜から今月(7月)13日朝まで、終日通行止めとなります。

国土交通省・浪速(なにわ)国道事務所などによりますと、孝子(きょうし)ランプ整備工事に伴うもので、あす夜8時から、13日午前6時まで、終日通行止めとなります。

迂回路は、府県道和歌山阪南線(わかやま・はんなんせん)=もとの国道26号などとなります。

大相撲名古屋場所初日、海龍・栃乃島そろって黒星

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大相撲名古屋場所、初日のきょう(9日)、海南市出身の幕下、海龍(かいりゅう)と御坊市出身の三段目、栃乃島(とちのしま)は、ともに敗れ、0勝1敗となりました。

ともに三段目で、和歌山市出身の千代雷山(ちよらいざんn)と久之虎(ひさのとら)は、この日、取組はありませんでした。

わかやまパリ祭、20周年に450人、シャンソンに酔う(写真付)

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「わかやまパリ祭2017」が、きのう(8日)、和歌山市民会館で開かれ、市民らおよそ450人がシャンソンの歌や演奏を楽しみました。

フィナーレ

フィナーレ

20回めとなった今回のパリ祭は、現在、フランス・パリで活躍しているシャンソン歌手、ヴェルムーランさんと、アコーディオン奏者のミッシェル・グラスコさんを招いての二部構成で、午後5時から、市民会館小ホールで開かれました。

冒頭、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が「ロビーでは子どもたちがかわいい歌声で出迎えてくれました。今夜は、パリの香りを楽しみましょう」とあいさつしました。

尾花・和歌山市長

尾花・和歌山市長

第一部では、ヴェルムーランさんが「シェルブールの雨傘」や「愛の賛歌」などよく知られるシャンソンの楽曲を披露するとともに、フランス語の歌の合間に日本語で「知床旅情(しれとこりょじょう)」を披露したり、会場にマイクを向け、観客と一緒に歌う場面もありました。続く第二部は、ミッシェル・グラスコさんが、客席横からアコーディオンを奏でながら入場して始まり、次々に、シャンソンの名曲を聞かせました。そして、最後は、出演の2人の希望で、観客に呼びかけて、一部を舞台に上げ、「オーシャンゼリゼ」を会場全体で歌い、一体となってシャンソンを楽しみました。

また、ステージでは、司会の和歌山放送パーソナリティの小林睦郎(こばやし・むつろう)さんが、パリ祭実行委員長の清水香予子(しみず・かよこ)さんとの掛け合いで、盛り上げました。

扇祭りを前に注連縄張り替え、熊野那智大社

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那智勝浦町にある世界遺産、熊野那智大社できょう(9日)、高さ133メートルの那智の滝の上にかかる大しめ縄が張り替えられました。

これは、今月(7月)14日に行われる那智の扇祭りを前にした恒例行事で、長さおよそ26メートル、重さおよそ4キロのしめ縄を白装束に烏帽子(えぼし)姿の神職ら5人が、わらじを履いて水に漬かりながら張り替えました。

観光客らは、この様子をはらはらしながら見上げていました。東京から来た50歳の女性は「貴重な機会に立ち会えてうれしいです。神様のご縁だと思います」と話していました。那智の滝の大しめ縄は年の瀬にも張り替えられます。

ところで、那智の扇祭りは、大社に祀られている滝の神が、年に一度、飛瀧神社へ里帰りするもので、燃え盛る大松明で道中を清める様子が勇壮なことから、那智の火祭りとして知られ、おととし(2015年)、国の重要無形民俗文化財に指定されました。

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