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ひき逃げ事故を起こした御坊市の男を逮捕

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軽乗用車を運転中にバイクをはね、バイクに乗っていた27歳の男性運転手にけがをさせたのに、現場から逃走したとして、御坊警察署はきょう(17日)、御坊市の30歳のアルバイト工員の男を過失運転致傷などの疑いで逮捕しました。

捕まったのは御坊市湯川町小松原のアルバイト工員・細川優(ほそかわ・まさる)容疑者30歳です。

警察によりますと細川容疑者は今月(2月)10日の午後7時半ごろ、御坊市湯川町小松原で軽乗用車を運転中、交差点を右折しようとした際、直進してきた美浜町和田の27歳の男性地方公務員が乗っていたバイクをはね、男性に全治およそ3カ月の怪我をさせたにも関わらず、現場から逃走した疑いです。

男性は左ひじを骨折する全治3カ月の怪我をしました。

警察の調べに対し細川容疑者は、事故を起こしたことを認めているものの「道路に人が倒れていなかったので相手が立ち去ったと思った」と容疑の一部を否認しています。

現場付近の防犯カメラの映像などから細川容疑者の犯行とわかり、逮捕しました。

警察は細川容疑者をさらに追及することにしています。


和歌山市の幼稚園で非常通報装置を使った不審者対応訓練(写真付) 

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幼稚園に無理やり入ろうとする不審者に対し、110番に直接つながる非常通報装置を使って警察に通報する訓練がきょう(17日)、和歌山市の幼稚園で行われました。

訓練で犯人役を取り押さえた警察官(2月17日 松江幼稚園)

訓練で犯人役を取り押さえた警察官(2月17日 松江幼稚園)

この訓練はブザーを押すと警察の緊急通報電話「110番」に直接つながる装置を使って和歌山市内の幼稚園で初めて行われたもので、きょう、和歌山市松江中の松江幼稚園で行われた訓練では園児の関係者を名乗る不審者に扮した警察官が幼稚園に侵入しますが、幼稚園の額田光昌(ぬかた・みつまさ)園長や職員が刺又を使って抵抗しました。

そして、その間に別の職員が装置を使って警察に通報し、園児らが不審者侵入を知らせる園内放送を聞いて、教室や倉庫など人目のつかない場所に避難しました。

そして、職員が抵抗する間に通報を受けた和歌山北警察署の警察官が到着し、不審者を不法侵入で現行犯逮捕しました。

訓練を見守った和歌山北警察署生活安全刑事課の石神慎吾(いしかみ・しんご)課長代理は額田園長らに対して訓示し、「不審者かどうか判断に迷った時は
実行せよということで装置のボタンを押してもらいたいです。もし、不審者でない場合でも我々、警察に任せてください」と話していました。

また、訓練終了後、額田園長は「装置を使うと警察官がこれだけ早く来るのだと感じました。警察官が早く来てくれるということは子供の命を守る上で、大事なことなので、装置があるという安心感で、いざという時に効果があると思います。」と述べました。

和歌山県で全国初の夜間銃猟はじまる

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和歌山県は、改正鳥獣保護法が施行されてから全国で初めて、おととい(15日)の夜、田辺市中辺路町(なかへちちょう)の山中で銃による狩猟を行いメスのシカ1頭を捕獲したことを明らかにしました。

県によりますと、夜間の銃による狩猟は、狩猟免許のほかに環境省の技能認定を受けた地元の猟友会のメンバー3人が、田辺市中辺路町水上(みずかみ)の山中で、今月15日の午後5時40分過ぎから午後7時20分の間に行いました。

事前に餌付けをした場所へシカをおびき寄せ、射撃をして仕留めたということです。

仕留められたのは体長およそ90センチのメスのニホンジカで、県では、古座川町の食肉処理加工施設で食肉処理を行うと説明しています。

今回狩猟を行ったメンバー3人は、銃で50メートル先の直径5センチの的を5発連続で打ち抜くなどの環境省が定めた厳しい認定基準をクリアしています。

農作物を荒らすシカの生育数を減らすには年間で1万6千頭を捕獲する必要があり、改正鳥獣保護法の施行で夜間の狩猟が解禁されたことから、県では人里から離れた山中などに限って認めました。

今後は、水上地区のほか、すさみ町や古座川町の山中でも行う予定です。

林野庁によりますと、鳥獣による農作物の被害は、昨年度(2014年度)全国でおよそ191億円にのぼり、このうちシカによる被害は、和歌山県ではおよそ4450万円と、全国19番目となっています。

和歌山市内の化学工場で火事

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きょう(17日)和歌山市内の化学工場で火事があり全焼しました。きょう(17日)午後2時前和歌山市栄谷の化学製品を製造している畑野化成研究所の工場で、「トルエンが燃えている」と消防署に通報がありました。消火作業の結果、工場を全焼して午後2時40分頃消えました。和歌山北警察署によりますと、工場では電子材料の中間体の製造をしておりトルエンなど2種類の化学物質を使っていたところ火が出たとみています。警察と消防で現場検証をして詳しく調べています。

和歌山県・3人目の保育料無料化の範囲を拡充へ

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地方創生総合戦略に沿って、新年度(2016年度)から子育て政策の強化に取り組む和歌山県は、これまで行ってきた「紀州3人っこ施策」をバージョンアップし、3人目以降の子どもの保育料を無料とする範囲を大幅に拡げる方針です。

県では、2012年度(平成24年度)から、3歳未満で3人目以降の子どもの保育料を原則として無料とする「紀州3人っこ施策」を市町村と連携して行っていますが、近年の経済状況とともに子育て環境も厳しさを増していることから、子育て世帯の経済的な負担を軽減しようと制度をバージョンアップします。

新しい制度では、保育料の無料化の対象年齢を、これまでの「3歳未満」から「小学校就学前まで」に引き上げます。

また「18歳未満の子が3人」としていた子どもの年齢構成の制限を撤廃するほか、対象となる保育施設も、これまでの「保育所」と「認定こども園」に、「幼稚園」や「児童発達支援センター」「病院内保育所」「企業内保育施設」それに「認可外保育施設」を新たに加え、より働きながら子育てをしやすい環境整備を行うとしています。

これに伴い、県では、保育料の無料化を行う県内の市町村に対して費用の半分を補助することにしていて、前の年度を2億3700万円あまり上回る、およそ3億7800万円を新年度予算案に盛り込み、2月定例県議会に提案します。

過去最大の250億円 海南市新年度一般会計当初予算案(写真付)

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海南市はきょう(2/18)、過去最大となる総額250億円あまりの新年度・一般会計当初予算案を発表しました。

ホワイトボードに書き込んで説明する神出市長(2016年2月18日・海南市役所)

ホワイトボードに書き込んで説明する神出市長(2016年2月18日・海南市役所)

当初予算の規模が大きくなったのは、高台に移転する新しい庁舎や新たな認定こども園の施設の建設が、来年度から始まるためで、今年度より4・5%、14億円あまり増えています。

歳入面では、ふるさと納税で繰り入れられた寄付金が、1億5千万円以上にのぼったものの、景気の低迷で法人市民税が3割近く減るなど市税が2・8%減の67億円あまり、地方交付税も人口の減少で3%減って59億円あまりとなり、来年度に予定されている大型の建設事業費は、今年度の1・6倍にあたる50億円あまりの市債で賄います。

大型事業としては、海南市赤坂の高台に移転し、来年10月の利用開始を目指す新庁舎の建設に、来年度は18億円あまりが計上されているほか、海南市西部にある幼稚園と保育所あわせて4つの施設を1つに統合する、「仮称・西部こども園」を建設するための予算として今年度の繰り越し分を含めて9億円近くが計上されています。

また、海南市総合戦略の柱にもなっている人口減少対策として、市立幼稚園で今年度から夏休みに実施していた預かり保育を、冬と春の休み中にも実施するほか、小中学生の医療費を、入院だけでなく、通院も無料にし、すでに中学校に導入している空調設備を小学校にも整備します。

また、市役所が移転したあとの利用方法について、海南市は、図書館や子育て支援の機能を持ち、公園を備えた市民交流型の施設を、2019年度中の完成を目指して建設する予定で、来年度に、事業提案を募集して選定し、基本計画を策定します。

海南市の神出政己(じんで・まさみ)市長は、「今年は、2005年の合併後に作った第一次総合計画の最終年にあたるので、厳しい財政状況をやりくりして、過去最大の当初予算規模とし、いまやれる限りの手を打った。人口減少に歯止めをかけたい」と話しました。

この海南市の新年度当初予算案は、今月25日に始まる海南市の2月定例議会に提案されます。

和歌山市の新年度予算案は1470億円 子育て支援や市街地の再開発に重点

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「子育て支援」や「市街地の再開発」に重点を置いた一般会計1470億円にのぼる和歌山市の新年度予算案がきょう(17日)、発表されました。

予算を発表する尾花市長(2月18日 和歌山市役所)

予算を発表する尾花市長(2月18日 和歌山市役所)

規模は国体の開催経費が無くなったことなどから今年度よりおよそ49億円、率にして3・3パーセント減っています。

歳入は法人税の引き下げなどにより0・3パーセント減った、自主財源が705億円と、地方交付税や県債などを併せた依存財源764億円です。

市税収入は570億円と法人税の引き下げのため去年より0・8パーセント減っています。

主な事業では観光振興分野で、観光戦略の調整機能を備えた法人の設立検討に150万円、水軒公園などの整備計画に2500万円が計上されています。

市街地再生対策では市街地再開発の促進に10億4000万円、和歌山市駅前の再開発に1億8000万円、市民会館の移転計画策定や基本設計に9100万円が計上されています。

和歌山市のプロモーション事業では徳川8代将軍吉宗の就任300年事業に1700万円、外国人リポーターを使った情報発信に1500万円が計上されています。

結婚・子育てに関する事業では認定こども園の整備に6億8000万円、若竹学級の整備に5億4000万円、ことし8月から開始する中学生までの医療費無償化に3億7000万円、第3子以降の保育料の無料化に8400万円が計上されています。

このほか、去年から建設が始まっている伏虎小中学校の整備費に38億5000万円、11月5日「世界津波の日」の制定に伴って、津波避難の際の目標にしてもらおうと避難所屋上付近に設置するLEDの避難誘導灯設置に2200万円、和歌山城のリフレッシュ事業に200万円が計上されています。

尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は発表後の記者会見で「和歌山市の人口減少にブレーキをかけることと県都としての都市力を向上させるためには大きな一歩になると思う。今後、5年間で人口減少にブレーキをかけたい」と述べました。

和歌山市の新年度予算案を審議する
2月定例和歌山市議会は今月25日に開会し、
来月23日までの28日間の日程で行われます。

御坊市長選・無所属新人の二階俊樹氏が出馬表明

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ことし(2016年)5月に行われる任期満了に伴う御坊市長選挙に、新人で代議士秘書の二階俊樹(にかい・としき)氏50歳が、出馬することを決め、きょう(18日)無所属での立候補を表明しました。

二階氏は、東京都出身で、自民党総務会長の二階俊博衆議院議員の長男です。

県立日高高校や早稲田大学理工学部を卒業後、証券会社の社員を経て、1995年から父・俊博氏の秘書となり、俊博氏が旧・運輸大臣や経済産業大臣を務めた際には、それぞれ大臣秘書政務官を務めています。

二階氏は、けさ御坊市内で記者会見を開いて御坊市長選挙への出馬を表明し「若者の流出が多いなか、人口減少に歯止めをかけ、雇用や産業の活性化に尽力し、高齢者や障害者、子どもに優しいまちづくりをしたい」と立候補の理由を語りました。

また、全国でも秋田県大館市長と並んで最も多い当選6回を重ねる、現職の柏木征夫(かしわぎ・いくお)市長75歳による市政運営について、二階氏は「特に問題は無いと考えている」と答え、柏木市政を継承する考えを示した上で「選挙では若さや市民との直接対話を前面に打ち出す」と話しています。

御坊市長選挙への出馬表明は二階氏が初めてです。
一方、現職の柏木市長は、これまでのところ、次の市長選挙への出馬を表明していません。


南海和歌山市駅隣りでオフィス棟の安全祈願祭(写真付)

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南海和歌山市駅隣に建設が計画されている南海電鉄オフィス棟の安全祈願祭がきょう(18日)、建設予定地の駐車場で行われました。

安全祈願祭に臨む関係者(2月18日 南海和歌山市駅隣)

安全祈願祭に臨む関係者(2月18日 南海和歌山市駅隣)

南海和歌山市駅とその周辺の再開発は去年5月、南海電鉄と和歌山市が共同で行うことを発表し、来月からの1期と再来年度からの2期に分けて工事を行います。

きょうは南海和歌山市駅隣にある駐車場に建設が計画されているオフィス棟の安全祈願祭が行われました。

オフィス棟は7階建てで、金融機関やスポーツジムなどが入る予定で、貸し床面積は1000坪になるということです。

きょう午前9時半から行われた安全祈願祭には南海電鉄の遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長や和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長ら関係者あわせておよそ40人が参加し、朝椋神社の小島渉(こじま・わたる)宮司が祝詞を読み上げ、工事の無事を祈りました。

安全祈願祭のあと、南海電鉄プロジェクト推進室の山下芳弘(やました・よしひろ)社長は「市民や観光客がたくさん集まってもらえるような施設になればと思います。和歌山市駅が生まれ変わることで周辺に波及効果があればいいです。」と話していました。

オフィス棟は来月(3月)1日に着工し、再来年春の竣工を予定しています。

また、2期目は和歌山市駅の駅舎建て替えが予定されていて、市民図書館などが入る予定となっています。

岩出市・総額約155億円の新年度予算案(写真付)

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岩出市はきょう(2/19)、市制施行後3年連続で過去最高となる、総額およそ155億円の新年度(2016年度)一般会計当初予算案を発表しました。

新年度予算案を発表する中芝岩出市長(2月19日・岩出市役所)

新年度予算案を発表する中芝岩出市長(2月19日・岩出市役所)

当初予算規模は、今年度よりも5327万円、率にして0・3%増えていて、2006年4月に市制が施行されて以来、3年連続で過去最高額を更新する積極型予算となっています。

歳入は、市民個人税や固定資産税などの増収に伴い、市税が今年度より1・8%多くなる見込みで、およそ55億3600万円、市債の発行額は今年度より13・8%減って6億800万円などとなっています。

このほか、市の貯金にあたる財政調整基金などを3億6300万円あまり取り崩して対応します。

歳出は、浸水対策の土木費や下水道整備の繰出金などが大幅に増えているほか、4月1日オープン予定の「ねごろ歴史の丘」や大河ドラマ「真田丸」に関連した観光振興と、学力の向上にも重点的な予算配分をしています。主な事業は、紀ノ川流域の山崎(やまさき)地区に排水ポンプを設置する浸水対策に2億1400万円、西野(にしの)地区に市の教育委員会などが入る市役所分庁舎の設計・建設事業に1億8300万円、観光事業は4月1日オープンの「ねごろ歴史資料館」と旧・県議会議事堂「一乗閣」の運営や周辺の道路整備などに6420万円、学力向上対策として小・中学校の教員を先進地域に派遣する事業に62万円が計上されているほか、4月1日の市制施行10周年記念式典の開催費用329万円なども盛り込まれています。

中芝正幸(なかしば・まさゆき)市長は「地方創生の交付金などが不明確な中困難な予算編成となったが、引き続きこれまで
取り組んだ事業を重点的に行う」と話しています。

岩出市の新年度予算案は、今月(2月)26日に開会する3月定例市議会に提案されます。

県教育委員会と大体大が連携協定を締結(写真付)

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和歌山県教育委員会と大阪府熊取町にキャンパスがある大阪体育大学は、人的・知的資源の交流や、スポーツ教育に関する協定を結ぶことになり、きょう(19日)午後、和歌山市の県庁南別館で協定の調印式が行われました。

協定書に調印し、握手する宮下教育長(左)と岩上学長(2月19日 県庁南別館)

協定書に調印し、握手する宮下教育長(左)と岩上学長(2月19日 県庁南別館)

県教育委員会と大阪体育大学は、これまでも、スポーツに関する研修会への講師の派遣や学校教育への助言などで連携・協力していましたが、今回の協定を受けて、和歌山県内の選抜チームとの合同強化練習や、大学にある運動部の和歌山への合宿誘致を行うほか、学生のインターンシップや教育実習で、県内の高校などへの受け入れを行います。

きょう午後1時半から県庁南別館で行われた調印式で、県教育委員会の 宮下和己(みやした・かつみ)教育長と大体大の岩上安孝(いわがみ・やすたか)学長が協定書に調印しました。

調印式で、宮下教育長は「大阪体育大学は熊取町にあり、和歌山県に近く、和歌山から入学する生徒も多い。協力することで互いに効果を高めていきたい」と述べました。

一方、岩上学長も「和歌山が抱えている課題に対し、スポーツで応えていきたい。和歌山出身の学生も多くいるので、互いに協力していきたい」と話し、協定の効果を期待していました。

紀の川市の薬師寺に和工生が3Dプリンターで製作の坐像奉納(写真付)

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紀の川市粉河(こかわ)地区の山あいにある龍門山薬師寺(りゅうもんざん・やくしじ)に、きょう(19日)県立和歌山工業高校の生徒らが3Dプリンターを使って製作した薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)が、新しい本尊として奉納されました。

新しい本尊として奉納された3Dプリンター製の薬師如来坐像(2月19日・紀の川市杉原)

新しい本尊として奉納された3Dプリンター製の薬師如来坐像(2月19日・紀の川市杉原)

薬師如来坐像は平安時代後期の作とされる薬師寺の本尊ですが、およそ7年前に住職が亡くなって現在は無人となっていることから、盗難防止のため地元の要望を受けた県立博物館が坐像を保管しています。

しかし、薬師寺は地元住民からの病気平癒の信仰を集めているため、県立博物館が、文化庁の支援を受け、県立和歌山工業高校産業デザイン科と連携して学校の3Dプリンターを使って原寸大の坐像を複製し、新しい本尊として奉納したものです。

僧侶を見つめる和工の生徒ら

僧侶を見つめる和工の生徒と教諭

きょう午前、薬師寺で行われた開眼法要には、和工産業デザイン科の武本征士(たけもと・せいじ)教諭や生徒、県立博物館の大河内智之(おおこうち・ともゆき)学芸員をはじめ、寺の総代・辻義邦(つじ・よしくに)さん74歳ら地元住民も参列し、僧侶が読経して新しい薬師如来坐像に魂を入れ、奉納しました。

坐像に見入る地元の人々

坐像に見入る地元の人々

新しい坐像は、高さおよそ60センチ、重さ1キロで、県立博物館の学芸員らによって本物と同じ色が塗られています。

去年(2015年)の夏から製作に携わった3年の廣谷彩華(ひろたに・あやか)さんは「元の坐像をスキャンする時に、右手の測定や爪の形を整える作業がとても苦労しました」と話していました。

薬師寺総代の辻義邦さん

薬師寺総代の辻義邦さん

総代の辻さんは「なんとかして本尊を作って欲しいという地元の要望に、和工や県立博物館の学芸員が協力して応えてくれて本当に嬉しい」と話していました。

和歌山放送に予備免許交付 新たに2つのFM補完中継局(写真付)

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和歌山放送は、きょう(2/19)、総務省から、新たに2つのFM(エフエム)補完中継局の予備免許の交付を受けました。

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和歌山放送は、AM(エーエム)で放送していますが、放送を受信しにくい地域の解消や、災害時の情報発信の強化をはかるため、和歌山県などとともに、FM補完放送の開始に向けて取り組んでいます。

すでに海南市の岩屋山(いわややま)に、海南中継局が設置されていて、今月16日から試験電波の発射が始まっています。

きょう予備免許が交付されたのは、御坊市の白馬山(しらまやま)に設置される御坊中継局と、田辺市の槇山(まきやま)に設置される田辺中継局で、国の補助を受けて和歌山県が整備した施設を、和歌山放送が運用します。

予備免許の交付は、午前11時から、大阪市中央区の総務省近畿総合通信局で行われ、内山和則(うちやま・かずのり)放送部長から、和歌山放送の中村栄三(なかむら・えいぞう)専務に予備免許通知書が手渡されました。

内山・近畿総合通信局放送部長(左)と中村・和歌山放送専務

内山・近畿総合通信局放送部長(左)と中村・和歌山放送専務

御坊中継局の周波数は92・4メガヘルツで、出力は100ワット、田辺中継局の周波数は91・6メガヘルツで、御坊と同じ出力100ワットとなります。

放送内容は、和歌山放送がAMで放送しているものと同じです。

今後は、海南中継局が、春ごろに開局する予定で、和歌山放送では、今回、予備免許を受けた御坊と田辺の中継局を含め、さらに受信エリアの拡大を目指しています。

県第九合唱団が夏のコンサートに向けて初練習 

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一般市民を中心に構成され、毎年夏と年末にコンサートを開いている和歌山県第九合唱団が、昨夜(19日)夏のコンサートに向けて初めての練習を行いました。

和歌山県第九合唱団は和歌山でベートーベンの「第九」の演奏会を開こうと、1972年に結成され、これまでにのべ7000人以上の市民が参加しています。

昨夜はことし7月10日に開かれる予定の「夏の大合唱」に向けて初練習を行い、和歌山市や橋本市、大阪府南部などから集まった団員およそ40人が参加しました。

和歌山市小人町のあいあいセンターで行われた練習では、初めに今回のコンサートに向けての説明を行い、続いて合唱の練習をする予定でしたが、講師を務める2人が揃ってインフルエンザに感染したため、合唱はせず、今回のテーマ曲であるヘンデルの「オラトリオ・メサイア」のCDを聞き、そのあと「ハレルヤ」を全員で歌いました。

和歌山県第九合唱団の山本光子(やまもと・てるこ)団長は「大変な想いをしている人たちに音楽を通じて元気になってもらえたらという気持ちで歌いたいです」と話していました。

和歌山県第九合唱団では毎週金曜日の午後2時からと午後6時半からの2回に分けてあいあいセンターなどで本番に向けて練習を行うとともに3月いっぱいまで団員の募集を行うということです。

和歌山市でコンビニ強盗 容疑者逃走中

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きょう(20日)未明、和歌山市善明寺のコンビニエンスストアに刃物を持った男が押し入り、男は現金およそ5万円を奪って自転車で逃げました。警察では、強盗事件として逃げた男の行方を追っています。

きょう(20日)午前4時半ごろ、和歌山市善明寺のコンビニエンスストア「ファミリーマート和歌山善明寺店」に刃物を持った男が押し入り、22歳の男性アルバイト店員に刃物を突きつけ、「金を出せ」と脅しました。店員がレジから現金およそ5万円を取り出し、男が持参したカバンに入れたところ、男は自転車に乗って東側の園部・六十谷方面へ逃げました。

逃げた男は、年齢が中年くらいで、身長165センチくらい、黒いジャンパーに青色のジーンズ、赤色のニット帽をかぶり、サングラスをしていたということです。

現場は県道粉河加太線沿いで、事件当時、コンビニには客はおらず、男性店員にケガはありませんでした。

和歌山北警察署が強盗事件として捜査し、逃げた男の行方を追っています。


シキボウクリーニングの店頭に雛飾り(写真付)

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和歌山県北部や大阪・泉南地域を中心にクリーニング店「シキボウクリーニング」を展開している、岩出市のシキボウリネン株式会社は、21店舗すべての店頭に雛飾りを設置し、訪れる人の目を楽しませています。

店頭に飾られた豪華な七段飾り(2月19日・和歌山市本町)

店頭に飾られた豪華な七段飾り(2月19日・和歌山市本町)

近ごろ核家族化の進行や、欧米諸国が発祥の行事が流行する一方で、ひな祭りなどの日本古来の行事が家庭で行われなくなっていることを受け、シキボウクリーニングが、店内に季節感を出して利用客とのコミュニケーションの促進をはかろうと、ことし(2016年)初めて行ったものです。

各店舗を通じて利用客や取引先に家などで飾らなくなったひな人形を募集し、今月から店頭で飾っているほか、従業員が手作りした雛飾りや、ひな祭りのタペストリーも展示しています。

このうち、和歌山市のシキボウクリーニング本町(ほんまち)店には七段飾りの豪華なひな人形2セットが受付カウンター前に飾られていて、クリーニングを利用する主婦が見入っていました。

岩出市の本社工場に飾られた手作りびな(シキボウクリーニング提供)

岩出市の本社工場に飾られた手作りびな(シキボウクリーニング提供)

また、本社の岩出第二事業所にも、雪だるまのような丸みを帯びた手作りの雛人形が飾られています。

シキボウクリーニングのひな人形は、桃の節句の来月(3月)3日まで飾られています。

なお最終日の3月3日に、和歌山市内の本町・けやき通り・善明寺(ぜんみょうじ)・JR和歌山駅前の4つの店舗を利用した女性に限り、それぞれ先着30人にひなあられのプレゼントも行われます。

JA紀州女性会「くのいちフェスタ」雨の中盛況(写真付)

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日頃のサークル活動の成果などを伝えようと、JA紀州女性会が、きょう(20日)御坊市立体育館で、初の大型主催イベント「くのいちフェスティバル」を開き、大勢の家族連れなどで賑わいました。

会場では女性会員が寄せ植えなどのアドバイスをした

会場では女性会員が寄せ植えなどのアドバイスをした

催しのテーマは、「女性のパワー(力)、ビューティー(美)、ラブ(愛)」で、女性会の会員は、体験コーナーで、寄せ植えやこけ玉作り、それに切り絵などを来場者にアドバイスしたり、イベントステージで、コーラスや手話ダンスを披露するなど、大忙しでした。また「JA紀州」の管内ではあるものの、遠方のため交流が少なかった田辺市龍神村から、村内の70代から90代の女性で構成された「ばあちゃんバンド」らが参加し、交流を深めていました。

会場は、雨が降りしきる中、訪れる人が絶えず、青年部が協力して出店したフランクフルトやからあげの店や、田辺市龍神村や旧中津村の特産物が売り出されたブースは、大賑わいでした。

JA紀州女性会は「フェスタを来年以降も続け、くのいちの名を定着させたい」としています。

南海車内にカミソリや針 昨年末から20回発見 悪質ないたずらか

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南海電鉄の電車内で、去年の12月以降、カミソリの刃や針などが20回にわたって見つかっていることが分かりました。これまでケガ人はいませんが、大阪府警は悪質ないたずらと見て、威力業務妨害の疑いで捜査してます。

南海電鉄によりますと、去年12月14日、高野線が乗り入れている泉北高速鉄道の大阪・和泉市にある光明池車庫で、点検係が車両の端にある連結面側の窓の下にカミソリの刃を発見しました。今年に入ってからは、1月中旬に4ヶ所で見つかるなど、同様のケースは今月2日までに合わせて15件発生しています。

大阪府警などによりますと、カミソリの刃は長さ4センチから5センチで、いずれも窓枠付近にあり、警察では「意図が分からないが、窓枠に肘をかける人もいるので危険だ」と警戒を強めています。

またこれより前の、去年12月11日には、座席の背もたれの上の部分に、長さおよそ6センチの針が置いてあるのが見つかっていて、針やくぎが見つかったケースは他にも4件あります。

南海電鉄は「各警察署や鉄道警察隊と連携して、粛々と対応する」としています。

またこれらとは別に、大阪市営地下鉄でも、去年11月に、大阪・大正区にある地下鉄長堀鶴見線の大正駅の男子トイレで、トイレットペーパーのホルダーから長さ11センチのカッターの刃5枚が見つかっており、大阪市では鶴見緑地線の17ある全ての駅のトイレに、注意を促す紙を掲示しています。

長野から那智勝浦に雪100t あす「南の国の雪まつり」

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雪とはほとんど無縁の那智勝浦町で、あす(21日)開かれる「南の国の雪まつり」を前に、けさ(20日)長野県白馬村から100トン余りの雪が到着しました。

「南の国の雪まつり」は、雪がほとんど降らない紀南地方で、雪に触れ合う機会を作ろうと、地元の南紀くろしお商工会が主催して1985年から毎年この時期に行われている恒例イベントで、例年3万人もの人出で賑わいます。

隣接する太地町の姉妹都市・長野県白馬村から、大型トラック8台で100トン余りの雪が運ばれましたが、きょう(20日)の那智勝浦町は雨が強く、雪山は溶けないようにシートで覆われたため、子ども達が雪遊びする予定は、あす(21日)のまつり本番までお預けになりました。

まつり実行委員長の森川起安(もりかわ・きやす)さんは「今年は雪が少ないと聞いていたが、白馬村の皆さんからきれいな雪を送っていただいた」と喜んでいました。

当日のあす(21日)は、那智勝浦町役場前の道路を歩行者天国にして、午前8時半から、雪像コンテストや子どもたちによる創作ダンスが披露されるほか、朝市や周辺自治体の物産展、それにマグロ汁のふるまいなどが催されます。雨が降っても実施される予定です。

「真田丸」列車 3月からJR和歌山線・大阪環状線でも運行

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NHKの大河ドラマ「真田丸」のイメージを外装に施した特別車両が、JR西日本の和歌山線と大阪環状線でも運行されることになりました。

これはJR西日本が発表したもので、来月(3月)1日から和歌山線で運行を開始し、来月15日から大阪環状線でも走らせることになっていて、いずれも今年12月まで運行される予定です。

特別車両には、戦国武将の真田幸村としてドラマで主演する堺雅人(さかい・まさと)さんの写真がラッピングされていて、幸村の旗印「真田六文銭」もあしらわれています。特別車両は和歌山線、大阪環状線とも1編成で、具体的な運行計画は未定ということです。

「真田丸」にちなんだデザインを施した列車は、南海電鉄・高野線でも去年11月から走っています。

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